今、蒼空が気に入っている「小説家になろう」作品をご紹介します。
アニメから入った作品もあれば、読んでいた作品がアニメ化されるものもあります。
がっつり戦い系が好きな方には向きませんが、ほんわかした小説を読みたい方にはおすすめ作品です。
特に好きなのは「異世界だけどごはん系」作品です。
随時更新予定です。
本好きの下剋上
あらすじ
作者：香月 美夜
『本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜』より引用
本が好きで、司書資格を取り、大学図書館への就職が決まっていたのに、大学卒業直後に死んでしまった麗乃。転生したのは、識字率が低くて本が少ない世界の兵士の娘。いくら読みたくても周りに本なんてあるはずない。本がないならどうする？ 作ってしまえばいいじゃない。目指すは図書館司書！ 本に囲まれて生きるため、本を作るところから始めよう。
現代日本に暮らす本須麗乃（もとすうらの）は、念願である図書館への就職が決まった日に亡くなってしまう。
もっと多くの本を読みたかった、そんな未練を抱いた彼女は気が付くと異世界の幼女マインとしての体を持っていた。
物語の主な舞台となるのは、魔法の力を持つ貴族に支配される中世然とした異世界の都市エーレンフェスト。厳格な身分制度の中、現代日本の知識を持つ少女マインが、本を手に入れるために出世していく。
感想
蒼空が見た順番 アニメ ➡ なろう ➡ 小説
主人公から脇役までキャラ設定が細かく、ストーリーもしっかりしていて何度も読み返したい作品です。
最初のころは主人公が意外とうざい（笑）
でも、読み進めていくうちにどっぷりはまる魅力が詰まった作品です。
同じ出来事でも、登場人物によっていろんな見方があり、小説版ではプロローグやエピローグ、書下ろし短編など読み応えのある作品になっているので、小説購入がおすすめです。
たくさんの人物が出てくるのですが、それぞれに魅力があり、それぞれを主人公にした作品が読みたくなるくらいしっかりと奥行きのある作品です。
男性も女性もそれぞれかっこいい生き方、考え方の方がいっぱい出てきます。
ほかの「なろう」作品とは一味違う本です。
あわせてドラマCDを買うのがおすすめです。
これもしっかり作りこんであり、小説を読んだうえで聴くととても楽しい。
※ドラマCDはTOブックスサイトから購入できます。
※小説もTOブックスサイトからの購入がおすすめです。特典の短編があります。
「第五部 女神の化身」の貴族院3年生を終えた後からの話が大好きで、ここからクライマックスに向かっていく話は何度読み返したことか。
早く、最終巻となる本が読みたいです。
そして、その先の話も読みたいです。
著者／編集：香月 美夜
シリーズ：本好きの下剋上
関連作品：小説・コミック・ジュニア文庫・ドラマCD・ふぁんぶっく
出版社：TOブックス
転生したらスライムだった件
あらすじ
作者：伏瀬
『転生したらスライムだった件』より引用
突然路上で通り魔に刺されて死んでしまった、37歳のナイスガイ。意識が戻って自分の身体を確かめたら、スライムになっていた！
え？…え？何でスライムなんだよ！！！などと言いながらも、日々を楽しくスライムライフ。
出来る事も増えて、下僕も増えて。ゆくゆくは魔王でも目指しちゃおうかな？
そんな、どこかずれた天然主人公の異世界スライムライフです。
感想
蒼空が見た順番 アニメ ➡ コミック ➡ 小説
蒼空の異世界小説のはじまりの物語。
「なろう」と小説版は違うと聞き、結局いまだに「なろう」は読んでいません。
小説とコミックは読んでいるからそれでいいかなと思っています。
アニメ・映画にもなり、有名な作品ですよね。
まずアニメを見てはまりました。
この作品では魔物＝悪ではなく、リムルと魔物が協力して国を作っていきます。
人間、魔物、神、悪魔、他色々出てきます。
それぞれの立場での善悪があり、それらがぶつかり戦いがある、とにかく壮大な物語です。
原作本もとても面白く、大人買いで一気に読みました。その後、もう一度読み直して2ターンしたぐらい面白かったです。
主人公リムルが強すぎて笑えますが、頼りになるリーダーとして終始存在していて安心して読むことができます。
その後の発売が年1回で、しかも現在の話が込み合っているので、ある程度の読み直しもいるから、もう完結してから一気読みでいいかなとちょっと思っています。
この作品に初めて触れる人は、まずはアニメがおすすめ。
次にコミック。ここで登場人物のイメージをつかんで小説にいくとより楽しめると思います。
著者／編集：伏瀬, みっつばー
シリーズ：転生したらスライムだった
関連作品：小説・コミック・他
出版社：マイクロマガジン社
異世界居酒屋「のぶ」
あらすじ
作者：蝉川夏哉/逢坂十七年蝉
『異世界居酒屋「のぶ」』より引用
古都の路地裏に一風変わった店がある。
居酒屋「のぶ」
これは、一軒の居酒屋を巡る、小さな物語である
中世ヨーロッパ風の異世界にある、帝国の古都・アイテーリアで営業している居酒屋「のぶ」。
大将として店を開業した矢澤信之と、成り行きで彼に同行して店を手伝うことになった千家しのぶの二人が、京都にあるシャッター通りと言われるほど寂れた商店街の一角でオープンしたはずの店。
しかしなぜか店の表口は、異世界のアイテーリアと繋がっていた。それから「のぶ」の店内で、また時には店外で、様々な事件や出来事が今日も起きていく。
感想
蒼空が見た順番 アニメ ➡ なろう ➡ コミック
2018年4月13日 – 9月14日（全24話）に放送された「アニメ：異世界居酒屋〜古都アイテーリアの居酒屋のぶ〜」はとても面白かったのですが、当時はまだなろうの存在は知らなかったため、原作本を読もうとは思っていなかった。
なろうにはまり、異世界？もしやあるのでは？と気づき探したらやっぱりあった！！
小説で読むとやっぱり面白い、世界観も当然ながらアニメより深堀されており、アニメのその先も読めて面白いです。
異世界小説ですが、魔物も魔法も魔法使いも出てきません。
人間同士の交流が描かれています。
出てくる料理は、とても美味しそうです。奇をてらった料理ではなく美味しい日本料理の数々をもとに、いろいろな事情を抱えたアイテーリアの人々を元気づけていきます。
現在、連載は止まったままだけど、いつか再開してほしい作品です。
大将としのぶちゃんが今後どうなっていくのか気になります。
この小説はアニメとコミックがおすすめです。
今回もまた見たくなり探したらちょうどABEMAで無料配信していて24話を一気見しました。
見ていて問題は出てくる料理が食べたくなる事です。うなぎ、からあげ、海鮮丼、オム焼きそばもおいしそうだった。。
聖女の魔力は万能です
あらすじ
作者：橘由華
『聖女の魔力は万能です』より引用
二十代のOL、小鳥遊 聖は【聖女召喚の儀】により異世界に召喚された。
だがしかし、彼女は【聖女】とは認識されなかった。
召喚された部屋に現れた第一王子は、聖と一緒に召喚された、もう一人の少女のみを連れて部屋を後にしたのだ。
置いて行かれた形となった聖はキレた。
とっとと、この国から出よう。
そう決心した。
だが、現実はシビアである。
結局、彼女は王宮内に留まることにした。
ただし、【聖女】とは名乗らず、【一般人】として。
HP・MP・レベル・魔法を含むスキルなどが、数値化されて確認できる異世界。
スランタニア王国では数世代に一度、国が瘴気に覆われ魔物が大量発生する時代がやって来る。
これまではそのたびに、魔を祓う力を持つ「聖女」が現れ、国を救ってきた。
過去一度だけ聖女が現れなかった時は、儀式により聖女を召喚した。
今回またも聖女が現れず、王と重臣たちは、やむなく伝説の儀式「聖女召喚の儀」を行う。
召喚されたのが小鳥遊 聖（セイ）と御園 愛良（アイラ）の二人の日本人であった。
しかし王国の第一王子カイル・スランタニアはアイラしか目に入らず、彼女だけを聖女として扱った。
無視されたセイは怒り、王宮を出ようとするが行く当てもなく、薬用植物研究所にて研究員として働き始める。
感想
蒼空が見た順番 コミック ➡ アニメ ➡ なろう
たまたまコミックが目に入り読んでみたら面白かったので、アニメを見て、また面白かったのでなろうを一気読み。
普通のOL（社畜のように）として働いていたらある日聖女として召喚されたセイ。
聖女として認識してもらえず、異世界の研究所で働き始めたセイ。
ポーション作りに化粧品作り、常識外れの魔力で魔物も倒し、気づいたら周りはイケメン＆おちゃめで性格のいい貴族ばかり。
いつも温かく、さりげなく見守ってくれる 薬用植物研究所の所長 ヨハン・ヴァルデック
セイを薬用植物研究所へ導いてくれた薬用植物研究所の研究員 ジュード
セイの魔力に興味津々な 宮廷魔道師団の師団長 ユーリ・ドレヴェス
“氷の騎士様”と呼ばれているほどクールなのにセイに対してはいつも甘い言葉と甘い笑顔を向ける 第三騎士団の団長 アルベルト・ホーク
国王、侯爵令嬢エリザベス・アシュレイ、そのほかの人たちみんな驚くほど悪い人が出てこないので安心して読み進めることができる作品です。
しかも話の展開が早いからストレスも感じません。
いつも一生懸命、そして庶民感覚を持ち続ける主人公は応援したくなる要素がいっぱいです。
なろうでもまだ完結していないので、今後の展開がとても楽しみです。
薬屋のひとりごと
あらすじ
作者：日向夏
『薬屋のひとりごと』より引用
薬草を取りに出かけたら、後宮の女官狩りに遭いました。
花街で薬師をやっていた猫猫は、そんなわけで雅なる場所で下女などやっている。現状に不満を抱きつつも、奉公が明けるまでおとなしくしていようと思うのだが、彼女の好奇心と知識はそうはさせない。
ふとした事件を解決したことから帝の寵妃や宦官に目をつけられることになる。
早く市井に戻りたい、猫猫はきょうも洗濯籠を片手にため息をつくのだった。
架空の中華風帝国を舞台に、後宮に勤める官女が王宮内に巻き起こる事件の謎を薬学の専門知識で解くミステリー、ファンタジー、ラブコメ小説である。
医師である養父を手伝って薬師として花街で働く少女・猫猫は、人攫いによって後宮に下女として売られてしまう。年季が明けるまで目立たぬように勤めるつもりだったが、皇子の衰弱事件の謎を解いたことから美形の宦官である壬氏の目に留まり、様々な事件の解決を手伝わされることとなる。
感想
蒼空が見た順番 なろう ➡ コミック
本屋で積み重なっているコミックを見て、なんとなく気になり「なろう」を読んだら面白くて、ついついコミックも購入！
驚いたことに2つの出版社から別々の作者で発刊されており、悩んだ結果両方購入しました。
「なろう」を読み進めていくうちに出てくる、雀（チュエ）さんが好きなキャラです。
ひょうひょうとしているけど、その背負っている背景はとても重い、でもすべてを飲み込んで生きている姿はとても素敵な登場人物です。
2023年10月からアニメ放送もはじまり毎週楽しく見ています。
猫猫と壬氏のからみがうまく描かれており、今後の話も楽しみです。
『薬屋のひとりごと』公式サイト（アニメ）
『薬屋のひとりごと』
公式サイト：「薬屋のひとりごと」特設サイト – ヒーロー文庫
初版発売日：2014年08月29日
著者／編集：日向 夏, しのとうこ
出版社：主婦の友社
2023年11月23日現在 小説：既刊14巻
『薬屋のひとりごと』
公式サイト：薬屋のひとりごと | ビッグガンガン – SQUARE ENIX
初版発売日：2017年09月25日
著者／編集：日向夏(著), ねこクラゲ(著), 七緒一綺(著), しのとうこ(著)
出版社：スクウェア・エニックス
2023年11月23日現在 コミック：既刊12巻
『薬屋のひとりごと〜猫猫の後宮謎解き手帳〜』
公式サイト：薬屋のひとりごと〜猫猫の後宮謎解き手帳〜 | 月刊サンデーGX
初版発売日：2018年02月19日
著者／編集：日向 夏(原著), 倉田 三ノ路(絵), しの とうこ(原著)
出版社：小学館
2023年11月23日現在 コミック：既刊17巻
とんでもスキルで異世界放浪メシ
あらすじ
作者：江口 連
『とんでもスキルで異世界放浪メシ』より引用
異世界召喚に巻き込まれた俺、向田剛志（むこうだ つよし）。
ステータスの鑑定で俺以外の３人の召喚者は職業欄に『異世界からやって来た勇者』となってるのに、俺だけ『巻き込まれた異世界人』となっていた。
スキルも聖剣術とか聖槍術とか聖魔法とかいろいろすごいのがそろっている。
それなのに俺のは固有スキルで『ネットスーパー』だけだった。
戦闘スキルじゃない俺はすぐさま役立たず的な扱いに。
しかも、召喚した国の王様の言い分がいかにも胡散臭い。
ネット小説を読むのを趣味にしていた俺は、諸々を総合した結果『ダメだ。これはあかんタイプの異世界召喚だ。』という結論に至った。
そして俺は召喚されたその日のうちに何やかや言いくるめて城から逃げ出したのだった。
料理が趣味のごく平凡なサラリーマン向田剛志（ムコーダ）は、「勇者召喚」によって3人の少年少女たちと共に、異世界「レイセヘル王国」に召喚されてしまう。そこは魔王や魔物が存在し、冒険者たちが活躍する剣と魔法のファンタジー世界であった。
しかし、チート級の戦闘スキルと魔法を備えた「勇者」と鑑定された少年たちとは異なり、「巻き込まれた異世界人」と鑑定されたムコーダは、贅沢三昧に見える国王夫妻の様子から色々察し、自らのスキルを役に立たないとして当面の生活費だけ受け取って城を辞する提案をする。
だが、ムコーダの固有スキル「ネットスーパー」は、お金を支払うことで元の世界から様々な商品をお取り寄せできる上に、元の世界の食材を食べると「ステータスが一定時間アップする」という、凄まじいチート能力を秘めていた。
感想
蒼空が見た順番 なろう ➡ アニメ ➡ コミック
食べ物系の面白そうな小説がないかと探しているときに出会った作品。
なんとなく読み始め、すっかり世界観にはまり、アニメ化されているのを知り見ることができるサイトを探して見て、さらにコミックも欲しくなり購入。
普段はあまり『○○のたれ』は使わないのですが、作中に出てくるステーキソースが気になりついつい購入（笑）
お弁当の味付けにもいいなと普段使いに。こんなところにも本の影響ってでるのですね。
主人公自体はけして強くない、でも人柄がいい。
主人公の料理に魅了され、従魔になりたいといわれ従魔契約を結ぶ魔物たちが強くて、かっこよくて、かわいくて、わがままなところが面白いです。
そして、すっかりネットスーパーのとりこになった神様たちとのやり取りも面白い。
神様ってこんなにあつかいが軽くていいのかと思うくらいフレンドリーです。
『とんでもスキルで異世界放浪メシ』
公式サイト：とんでもスキルで異世界放浪メシ｜株式会社オーバーラップ
初版発売日：2016年11月25日
著者／編集：江口連(著), 雅(絵)
出版社：オーバーラップ
2023年11月23日現在 小説：既刊14巻
『とんでもスキルで異世界放浪メシ』
公式サイト：とんでもスキルで異世界放浪メシ – コミックガルド
初版発売日：2017年12月25日
著者／編集：赤岸 K, 江口 連
出版社：オーバーラップ
2024年3月27日現在 コミック：既刊10巻
魔導具師ダリヤはうつむかない
あらすじ
作者：甘岸久弥
『魔導具師ダリヤはうつむかない』より引用
「すまない、ダリヤ。婚約を破棄させてほしい」 結婚前日、目の前の婚約者はそう言った。
前世は会社の激務を我慢し、うつむいたままの過労死。
今世はおとなしくうつむいて、いい妻になろうとして婚約破棄。
ダリヤは決めた。もう、うつむくのはやめる。
頑張って魔導具師の仕事をし、行きたいところに行き、食べたいものを食べ、飲みたいものを飲もう。自分でできる限り、生きたいように生きよう、と。
そんな彼女は、魔物討伐部隊の騎士と出会う。魔導具が好きなダリヤと、魔剣が好きなヴォルフ。
魔導具と魔剣作りに熱中しつつ、飲んで食べて、いろいろと巻き込まれる日々。
生活の便利さのためならば、どんな苦労もいとわぬ魔導具師と、怖さ知らずでひたすら先陣を切る魔物討伐部隊の騎士。恋愛に背を向けたい2人は、いつか恋人になれるのか。
交易と魔法技術で栄えるオルディネ王国。
その王都に居を構える魔導具師のダリヤ・ロセッティは、亡き父の弟子で婚約者のトビアス・オルランドから、結婚前日に一方的に婚約破棄を迫られる。
トビアスには既に新しい恋人がおり、新居にも出入りしていたのだ。予期せぬ出来事に愕然とするダリヤだったが、周囲の助けもありトビアスとの婚約を破棄、さらには生活と魔導具開発のため自身の商会を立ち上げる。
そんなある日、素材の採取に森を訪れたダリヤの前に、負傷した血塗れの男が現れる。彼は王国騎士団魔物討伐部隊で最も危険な役割を担う｢赤鎧｣のヴォルフレード・スカルファロットであった。
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