有明アリーナ
THE ALFEEデビュー50周年を祝うコンサートは普段のライブとは違う演出でスペシャル感のあるライブでした。
普段幸ちゃんの前にあるシンセドラムのセットもなく、シンプルにそれぞれのマイクがある舞台。
高い位置にスピーカーがあるからなのか音が降ってくる感じでとても良い音でライブを楽しめました。
今回の席はアリーナ27列目。
開演を待つ間はずっと アルバム「五十年祭」が流れており、立って3人を呼び込むことをせずに待つ。
17時40分くらいにSEの『やすらぎをもとめて』が流れ出し皆座ったまま登場を待ったのが印象的でした。
ステージ真ん中から3人がせりあがってきて登場、定位置につき『The Boxer』から始まる。
前半のトークは幸ちゃんが中心。たかみーは言葉少な目。桜井さんは時々参加。
ルーツ曲としてまずは『The Boxer』
デビュー前、桜井さんがコンテストで優勝した時の曲で、幸ちゃんと桜井さんの出会いの曲という話。
ルーツ曲2として、デビュー日にも歌った『Melody Fair』
ルーツ曲3として、大学で3人でよく練習したという『青い眼のジュディ』
50周年記念セレモニーの開始
なんとTHE ALFEEの3人からの感謝状をもらう。
3人からの1万人の参加者全員に生サイン入りという話があり、もらった感謝状をまわりの方たちと見比べてほんとに少しずつ違うことを確認。この感謝状は家宝です。
たかみーからの「誰が1番先に書き終わったでしょうか?」という質問に拍手の大きさで答える。
桜井さん>幸ちゃん>たかみー の順で拍手の大きさが!
でも、実はたかみーが1番先に書き終わったと聞くと会場中がえーーーーー!と盛り上がる。
幸ちゃんが「そうじゃなきゃこんな質問しないよ!」とつっこみ。
桜井さんは「3000枚くらいのときに高見沢は書き終わったと聞いた」と報告。
たかみーは春ツアー前に書き終えたそう。
ただし、2人は自分できちんと100枚のたばにしてまとめて提出したけど、たかみーは書くそばからスタッフに渡してまとめてもらったそう(笑) インスタにサインの様子があがってましたね。
そして、桜井さんが感謝状を読み上げてくれる。
自分の感謝状を目で追いながら感動して聞いていたら、途中で急に「ハックション!」と聞こえ会場中が笑いに包まれる。
原因であるたかみーに桜井さんからのツッコミが。それでも「出るものは仕方ないよな」という優しい言葉も添えられる。
そして、何事もなくつづきを読み上げる桜井さん。
荘厳なセレモニーも笑いに変える3人。これぞTHE ALFEE。
次に、バースデーケーキ登場。50種年のロゴ入りの大きなケーキ、指についたクリームをなめる桜井さん。
みんなでバースデーソングを歌い、ローソクに見える明かりを代表して消す桜井さん。
消してもすぐに点灯するろうそく。たかみーがリモコンで付けていてつっこむ桜井さん。
3人でシャンパンで乾杯!乾杯の音頭も桜井さん。
THE ALFEEの50年とみんなの健康を祝い乾杯。いっきに全部飲んじゃう桜井さん。
そして3人からプレゼントの抽選会。デビューした1974年のものをそれぞれが選んだそう。それぞれサインを入れてプレゼント。
◎桜井さんは50年物のブランデーとバカラのブランデーグラス付
◎幸ちゃんはオメガの時計、女性もの男性もの2本
◎たかみーは50年物のワイン
コンサートに戻り、大学のキャンパスを思い起こす曲として『悲しみが消える時-You Are The Rock-』からの『友よ人生を語る前に』。3人はTHE ALFEEとしてのメンバーの一員であり、同じを時間を刻んできた友達、仲間なんだというメッセージなのかな。どっちも好きな曲。
幸ちゃんとたかみーの出会いを語り、出会った年齢の曲『19 (nineteen)』から『まだ見ぬ君への愛の詩』
めずらしく桜井さんからTHE ALFEEに欠かせないメンバー「19年目のドラムス吉田太郎」「17年目のキーボードただすけ」と紹介。
そしてたかみーの曲は現タイトルと仮タイトルが違うという話からの楽曲「大地」の紹介。現在の曲名『Saved By The Love Song』へ。
ここまでまだまだ座ったままおとなしく聴く展開。
ついにステージ後方の幕があきオーケストラ登場。
『木星〜星空のディスタンス』なのだが、星空のディスタンスを座ったまま聴くべきか立っていいのか悩んだけど、最初の「Baby, Come Back !」あたりで立ち上がる。
ここからはずっとスタンディング。この曲はやっぱり立って手を叩きたい。
そして、クラシックアレンジのため意外と難しい。「Five Hundred Miles」の前で『木星』が入る為、右手は準備しているけどタイミングが(笑)
[ALFEE Premium オーケストラ]のメンバー紹介からの幸ちゃんに勧められデビュー曲『夏しぐれ』を覚悟を決めて歌唱。
次は、コロナ渦にコツコツ作りオーケストラと演奏したいと思っていたという『組曲: 時の方舟』
すごく荘厳だったのだけど、途中ハウリングを起こしたのが残念だと思っていた。
そして『ワルキューレの騎行〜ジェネレーション・ダイナマイト』
クラシックとハードロック、きっちりあわせるためどのくらいのリハーサルをしたのでしょうね。すごくよかったです。
一転して『FLOWER REVOLUTION』へ。みんなでジャンプして、いっぱい手をたたいて、踊って。楽しかった。
ここで本編終了。開始から2時間ちょっとくらいでした。
アンコールに入り、たかみーのMC
「いい時も悪い時も3人でいたことが僕らの誇りです。これからどのくらいの時間があるかわからないけれどつづけられるだけここに立っていようと思います。ここが僕らのホームグラウンドです。まだまだALFEEの旅は終わりません。歳はとりましたがまだまだ元気です」からの『終わりなきメッセージ』
そして再びの『組曲: 時の方舟』
デジャブ?さっきも聴いた。と思いながら、再び聴く。そのうち真相はあきらかになるのかな。
最後のあいさつの後、登場したせり上がりから下って3人は舞台からいなくなりました。
こんな楽しい記念ライブでした。
当日は朝からふわふわした気分で、夢のような1日でした。
桜井さん、坂崎さん、高見沢さん、デビュー50年おめでとうございます。
私の人生がまるごとすっぽり入ってしまう時間をずっと歌い続けてくれてありがとうございます。
THE ALFEEの歌は元気と勇気と希望をあたえてくれます。
これからも無理のない範囲で歌い続けてもらえたらうれしいです。
3人のそれぞれを思いやる素敵な人間性も大好きです。
相手が自分の言葉をどう受け止め、どんな気持ちになるのか、瞬時に言葉を選びトーンを変え、表情をつけながら笑いに昇華していく姿に愛を感じます。
音楽業界では大御所と呼ばれてもいいはずなのに、どんな場でも偉ぶらず、謙虚で、後輩への対応も優しく、心も広い3人からは人として、人生の先輩として学ぶことがたくさんあります。
THE ALFEEの音楽と桜井さん、坂崎さん、高見沢さんに出会えたことに感謝です。
これからも、ずっとずっとついていきます。
秋の祭典も冬の祭典も楽しみにしています。
※本文中のMCは覚えている限りの文言なのでビミョーに違うと思いますが、雰囲気はあってると思います。
SE:やすらぎをもとめて
1.The Boxer(Simon & Garfunkel)
MC
2.Melody Fair(Bee Gees)
MC
3.組曲:青い眼のジュディ(CSN&Y)
50周年記念セレモニー
4.悲しみが消える時-You Are The Rock-
5.友よ人生を語る前に
MC
6.19 (nineteen)
7.まだ見ぬ君への愛の詩
メンバー紹介
MC
8.Saved By The Love Song
MC
ALFEE Premium オーケストラ登場
9.[ホルスト、組曲「惑星」作品32より]木星〜星空のディスタンス
MC
10.夏しぐれ
MC
11.組曲: 時の方舟
12.ワルキューレの騎行〜ジェネレーション・ダイナマイト
13.FLOWER REVOLUTION
アンコール
MC
14.終わりなきメッセージ
15.組曲: 時の方舟
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