［ハーボットのふしぎなできごと］フォー・スケール/ライ・スケール　2006.10

こんにちわ、僕、シューボンじゃ。

この前みんなが協力してくれた実験のことと、今度現れた「いきもの」のこと、ちょっと説明するね。

まずメト・カードの実験だけど、みんな当たったり、当たらなかったり、いろいろだったんじゃ。とゆーか、それぞれで「メト」の出方がちがったから、どっちだといい、ってことはないのね。大事なのは「メト・カードの法則」で、この法則は、

「メトの力は、ハーボリオンにいるハーボットとハーボックスのオーナーの、親しさに比例する、かも」

とゆー法則なんじゃ。ちなみにこれはネオン博士がゆってたから、僕知らない。最後の「かも」って、法則としてはどーなんじゃろ？

あ、あらためて「メト」のこと、説明するね。ちゃんと説明してると長ーくなるから、かいつまんで、カンタンにじゃ。

メトってゆーのは、僕たちハーボットの中にある、エネルギー体「メトロン」から出てる力なんじゃ。メトロンてゆーのはネオン博士いわく、「ワシら人間でゆーと、”魂”みたいなもんじゃな」だそーじゃ。

魂が何だかわかんないけど、ま、僕らにはすごく大事なものなんじゃ。このメトロンはハーボットごとに違ってて、それぞれ固有の振動周期、すなわち固有周期を持ってるんじゃ。

…えーと、みんなもしかして、わけわかんなーい！…よね…えーと、とにかく、僕らのメトロンは、いつも「揺れてる」のね。その揺れが作る力が「メト」なんじゃ。

で、ここからが大事な話なんだけど、僕が飛ばしてるモニター衛星から、こんな映像が送られてきたんじゃ。

観測データを分析したら、これってなんかすごーく大きな「いきもの」の一部みたいなんじゃ。どれぐらい大きいかとゆーと、全長がゲートーステーションの20倍ぐらい！？とゆーかんじじゃ。しかも今もどんどん大きくなってるみたいなんじゃ！

他のモニター衛星から集めたデータを合わせて、デイジーさんに分析してもらったら、予想される全体像は、こんな感じになったんじゃ。

でねでね、問題はこのいきもの、どーもメトロンの振動を感知して、現れたみたいなんじゃ。え、なんでそんなことわかるかって？それは、この大きいのからも、僕らのメトロンに似た振動値を感知したからなんじゃよ。

でねでねでね、このままだと、どんどん大きくなって、ハーボリオン全体が飲み込まれちゃうかも？とゆー、大変な予感がするのじゃ！

とゆーことで、このままだとアレなので、現在大急ぎで対策マシンを開発中してて、なんとか10月6日(金) 14:00までには間に合うよーにやってるから、みんな期待せずに○○××して待ってるんじゃぞ！